剪定した梅を使って、
糸を染めてみました。
1回目の染液で染めた糸が左。
2、3回目の染液で染めた糸が右。
それぞれ、ベージュとピンクベージュ。
優しい色になりました。
梅の木を切って、水に漬けて、煮出します。
何度か煮出して、1回目、2回目と染液を分けておきます。
幹と皮に分けて、使ってる方もいはるそうですが、
それは大変だろうな〜と思っています。
梅の枝からとった染液に綿糸をつけています。
枝から、結構、色が出てきました。
染液から梅の香りがして、感動しました。
また、染織は、重い鍋やバケツを運んだり、糸を洗ったり、
結構な重労働なので、
母から「やり過ぎですよ〜」のイエローカードが出てしまいました。
私は面白くて夢中になってしまう性格なんです。
今は、少しペースを落としています。
また、絹やウールも染めてみたいです。
その後、色止め(媒染)をして、
また染液に入れて、もう一度、煮染めをします。
2、3回目の染液で染めた糸を干しているところです。
乾くと少し色が薄くなりますが、
もう一回染め重ねるつもりなので、濃くなります。
染めに使ったのは、この梅ではないんですけど、
今、咲いている梅です。
蜂が蜜を吸いにきています。
とても良い香りです。
使った梅は、日陰だからか、まだつぼみです。
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川松 昌子 (水曜日, 02 5月 2012 12:13)
父上の作陶展を友人に知らせようと検索していてお嬢様のHPを見つけました。以前に機織りをなさっていると伺っていましたが、もう本格的になさっているのですね。
「梅の枝の染液から梅の香りがして感動した」とあり、私も始めて知って「へえ~」と驚いています。こういうことに素直に感動されるのはやはり内山家のお嬢さんらしいな、きっとさわやかなお人柄なのだろうと思います。それにしてもお母様は皆様の健康管理とマネージメントでさぞ大変だろうとお察しします。永見さんとの二人展をうっかりして見過ごしてしまい残念でした。行けたら奈良まで足を伸ばそうかとHPを見て思いました。
kokoko0621 (木曜日, 03 5月 2012 09:11)
>川松様
初めまして。コメントを下さって、ありがとうございます。父に伝えたところ、とても喜んでおりました。
私の機織りは、まだまだ勉強の段階で、HPを作るのは恥ずかしいくらいですが、少しずつ良い作品ができるようにと頑張っています。梅染の時は、家中が梅のにおいになり、本当に驚きました。草木染めは「自然に色をもらう」という事を実感しました。
父の作陶展では、富本憲吉記念館内の展示も見ていただけます。今回は記念会の最後となることで、父も作品をつくるのに力が入っていたようです。遠方ですが、どうぞお越しくださいませ。