ご依頼いただき、最近、織っていたマフラーです。
私は、このデザインをとても気に入っています。
手織りは仕上げるのに、準備から仕上げまで日にちがかかりますが、
糸と糸の間に、空気を含んでいるのでふんわり温かです。
お送りしたら、手織りの良さを実感していただけたようで、うれしかったです。
そして、気に入って下さり、素敵な写真を沢山撮って送って下さりました。
また、写真を使って良いと言っていただきました。本当にありがたいです。
マフラーのサイズは、172cm×38cm。
フリンジ(房)は10cmです。
織りは一本一本、間違えないように織るには、神経を使います。
マフラーは、糸の準備、織りの準備、織り、織ったあとの仕上げの工程があります。
例えば、仕上げでは、フリンジ(房)を1本1本ねじってから、マフラーを熱湯で洗ってふんわり仕上げ、アイロンをかけ、干して乾かします。
模様になっているところは、もこもこの毛糸を使っています。
「あと1本分」は確保していますが、
この手の毛糸は、この時期になると今期はもう終わりました等と言われる事があります。
このマフラーのデザインが好きなので、来期もこの毛糸があるにようにと願っています。
左の写真も送って下さった写真です。
細かい織やラメの糸を写真で撮るのが難しかったんですが、見事に撮って下さいました。
綾織という織り方をしています。
斜めに糸が並んでいるのが特徴です。
左は少しベージュっぽい模様。
右は濃いグレーの模様です。
どちらを表にするかで、印象がかわります。
その様子は下の写真をご覧下さい。
(クリックしていただくと写真が拡大します)
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